臨床工学科

医療機器管理

医療機器管理

院内全ての医療機器を「医療機器管理システム(ME-Tomass)」にて管理し、CEセンターに情報を集約することで業務の効率化、ペーパーレス化を推進しています。
(医療機器購入申請や修理依頼のオンライン化、携帯情報端末への点検記録入力など)

  • 医療機器の運用・企画
  • 医療機器購入申請・購入・保守・点検・修理・廃棄
  • 医療機器取扱説明書、添付文書、カタログ管理
  • 中央管理機器の貸借
  • 中央管理機器の保守点検計画作成と点検実施、および記録保管
  • 医療機器デモ機申請窓口
  • 医療機器メーカー立ち会い実施窓口

医療機器安全教育

医療機器安全教育

患者さまへの安全な医療の提供のためには、医療機器とその操作を行うスタッフへの教育が重要です。当科では、医療スタッフの知識・技能向上を目指し、医療機器の適切な使用を徹底するための様々な勉強会を開催しています。勉強会以外にも教育用動画を作成し、多くのスタッフの自己研鑽を支援しています。

  • 購入(検収)時教育実施と管理
  • 新人看護師・研修医向け研修会
  • 年度計画医療機器安全研修会
  • ワンポイントレクチャー
  • 出前教育
  • 随時実施

血液浄化業務

血液浄化業務

「人工透析室」は「血液浄化センター」へ名称を変更し、透析療法のほか、オンラインHDF、腹水濾過濃縮再静注法、血漿交換療法、血球成分除去療法、吸着式血液浄化法、吸着式潰瘍治療法などを行っています。医師、看護師を交えた患者カンファレンスや勉強会を毎週開催しています。医師とのタスクシフト・シェアにおいては、血管超音波診断装置を用いたシャント作製箇所の検査、血液透析導入前、および月1回のシャント診断管理を行い、シャントトラブルの早期発見に貢献しています。また、経皮的シャント拡張術(VAIVT)の医師補助に積極的に介入するなど、質の高い医療提供体制の構築に努めています。

  • ベッド数:15床(緊急対応用に通常14床で運用)
  • 月・水・金曜日:定期透析(2クール)、緊急透析、アフェレーシス
    火・木・土曜日:緊急透析、アフェレーシス
  • 透析装置:2023年に全ての透析装置を更新しました(全台オンラインHDFに対応)

心臓カテーテル業務

心臓の血管を造影剤を流すことにより放射線アンギオ装置で治療部位を同定。血管内超音波などを駆使し、狭窄の具合や性状を特定する過程での機器操作、情報提供を行うことにより、チーム医療の一員として関わっています。

  • ポリグラフの操作および監視
  • 補助循環装置(IABP、PCPS)の準備、設定、操作、監視、記録
  • 清潔野での介助
  • カテーテルデータの入力補助
  • その他関連機器の操作と管理

不整脈アブレーション業務

アブレーション

不整脈(心房細動、心房頻拍、心室頻拍、リエントリー上室性頻拍など)に対し、3D mappingシステムや心内心電図によりるEPSを行うことにより回路の同定や分かりやすい位置情報の記録、電位記録を行い、不整脈根治の為に、医師とディスカッションしながら治療を行っています。

  • ラボシステム(心内心電図記録)装置の操作及び監視、記録
  • 3D mapping装置(CARTO、EnSite、OPAL)の操作
  • 焼灼機器(RF、Cryo、PF)の操作
  • 電気刺激装置の操作

2021年度法改正により、”身体に電気的刺激を負荷するための装置の操作”が可能となりました。

CIEDs業務

  • ペースメーカー(リードレス含む)の新規植込、電池交換、病棟・緊急チェック時のプログラマー操作
  • ICD(S-ICD含む)の新規植込、電池交換、病棟・緊急チェック時のプログラマー操作
  • CRT-Dの新規植込、電池交換、病棟・緊急チェック時のプログラマー操作
  • ペースメーカー外来時のプログラマー操作と管理と記録
  • ICM(心臓植込型モニタ) の新規植込、病棟・緊急チェック時のプログラマー操作
  • 他科手術時、MRI撮影時の立ち会い
  • 遠隔モニタリング患者の管理、記録、指導

手術室業務

当院の手術室業務は、人工心肺操作やダビンチ操作、術中ナビゲーションなど多岐にわたります。手術の正確性・確実性の確保のため、医療機器の定期点検や使用直前の点検も徹底して行っております。
また、2021年度の法改正で内視鏡用ビデオカメラ操作業務が新たに加わりました。当院でも対応者を増やし、円滑かつ質の高い手術室業務への貢献を目指しています。

  • 血管外科医師補助
  • 直接介助
  • 心臓外科手術補助業務
  • 人工心肺装置の操作および監視
  • 心筋保護装置の操作
  • 人工心肺記録作成と保管
  • その他関連機器の操作と管理
  • 内視鏡用ビデオカメラの保持及び手術野に対する視野を確保するための当該内視鏡用ビデオカメラ操作
  • ダビンチ補助 (泌尿器科・産婦人科・消化器外科・呼吸器外科)
  • 術中ナビゲーションの準備、設定(脳神経外科・耳鼻科)
  • 眼科機器装置補助
  • 内視鏡視下手術(腹腔鏡・胸腔鏡・関節鏡)準備
  • 動画システム管理
  • 手術中の医療機器安全ラウンド
  • 使用前点検(麻酔器、エコー、輸液・シリンジポンプ、硬性鏡、軟性鏡、フットポンプ)等
  • トラブル予防、故障低減活動

OPE室1

OPE室2

消化器内視鏡業務

内視鏡スコープ、光源装置など内視鏡関連装置の点検を通じ、安全で良質な内視鏡検査の提供を目指します。また、医師、看護師と連携しながら質の高い医療を提供できるよう努めています。

  • システム管理
  • 内視鏡関連機器点検
  • 小腸・大腸カプセル内視鏡読影支援

集中治療室(EICU・GICU)・ER・病棟業務

EICU

集中治療室に業務時間内専従し、人工呼吸療法や血液浄化療法などの生命維持管理装置が必要な患者さまへ、医療機器を介してサポートしています。

EICU・GICU

  • 各種血液浄化療法
  • 人工呼吸器の操作・点検
  • ECMO・CRRTの24時間院内対応
  • IABPの操作・点検
  • 一酸化窒素(NO)療法対応
  • 低体温療法対応

ER

  • 人工呼吸器の操作・点検
  • PCPS導入介助

病棟

  • 在宅人工呼吸器導入対応
  • 人工呼吸器使用時の点検

CPAP業務、在宅医療機器業務

  • 遠隔モニタリング解析
  • 在宅医療機器業務
  • 退院・転院時の機器管理対応
  • 医師指示書代行作成
  • 在宅酸素療法・在宅人工呼吸器のメーカー点検記録管理

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