薬剤師

薬剤師 1年目

  • あなたが当院へ入職した理由はなんですか?

    私の病院選びの軸は、病棟業務に深く関われるかどうかでした。 当院ではすべての病棟に薬剤師が常駐しており、コア業務と病棟業務の担当を分けることで、1日を通して病棟業務に集中できる環境が整っています。そのため同じ薬剤師が病室に出向いて面談することで信頼関係を築き、不安に寄り添うことができるのではないかと魅力を感じました。 また、多職種合同研修やHUREAI活動(会社イベント)が行われており、他の医療スタッフとコミュニケーションを取りやすい環境にあるのではないかと感じました。 また、入社してすぐの知識が少ない状態で患者さまの前に立つことに不安があったため、入職から1年間コア業務を経験できることにも惹かれました。

  • 当院でやりたいこと、将来の目標はなんですか?

    私は、病棟業務に関わり、入院という普段とは異なる不安を抱えていらっしゃる患者さまを支えられる薬剤師になりたいと考えています。知識を深め、専門性を高めることで、患者さまの問題点に気がついた際により良い提案ができるようにしたいと思っています。当院には、さまざまな専門性を持つ先輩薬剤師がいます。先輩薬剤師の元で学び、いずれは自分の専門性を身につけていきたいと思っています。

わたしの仕事

1年目では、コア業務を経験します。コア業務は、主に調剤業務と注射業務があります。

調剤業務

当院では、ドラッグステーションという自動薬剤ピッキング装置や自動散剤分包機、自動分包機など、効率的かつ人為的なミスを極力減らすことができるようなシステムが導入されています。そのため、処方せんの鑑査などの薬剤師としての職能を発揮できる業務に集中することができます。また、水剤・散剤の調剤では、薬の取り間違い、重量に間違いがないかシステムで記録を残せるので、調剤ミスを防ぐことができます。

注射業務

当院の特徴は他の病院ではあまり行われていない、入院患者さまの注射薬を薬剤師が調製していることです。点滴など病棟で使用する注射薬を配合変化、希釈液の種類、溶解方法などを考えながら調製しています。薬剤ごとに調製方法が決められていますので、覚えることは大変ですが、経験を積むことで知識を得ることができます。

薬剤師 9年目

  • 仕事のやりがい、喜びを感じることはなんですか?

    私は現在小児科病棟に常駐して病棟業務を行っています。小児科病棟では感染症をはじめ、糖尿病などの内分泌領域、てんかんなどの脳神経内科領域、骨折などの整形外科領域、などさまざまな病態の患者さまに関わることができ、幅広い症例に携わることができます。また小児は成長発達過程にあるため年齢や体重により薬の用量用法が異なったり、薬の飲ませ方などにも注意が必要になります。入院してすぐは笑顔が見られなかった児が、無事治療を終えて退院時に笑顔でバイバイしてくれることがとても励みになっています。

  • 入職希望者へのメッセージをお願いします。

    私自身にも2人子供がおりますが、当院では他の薬剤師のサポートもあり安心して産休育休を取得することができました。病院敷地内に併設の託児所もあるため、復職後も安心して働くことができています。子供たちも楽しいようで毎日笑顔で登園しています。夜勤や休日出勤の勤務調整にも配慮していただいており、できる範囲内で勤務しているため、120%の力で貢献したいと考えています。将来出産・育児を考えている方も、当院では周りの方の配慮もありサポート体制が整っているため働きやすいと思います。近年は男性薬剤師も育休を取得するケースもあり、自分なりのライフワークバランスが取りやすい職場です。

わたしの仕事

服薬指導

患者さまやそのご家族に処方された薬の薬効や用法用量・副作用を説明し服薬指導をしています。薬を飲ませるのが初めての親御さまには薬の飲ませ方を具体的に説明したり、実際に与薬してやり方を見せて指導しています。お話ができる年齢の小児には、親御さまだけでなく本人にもわかりやすく説明するよう心がけています。

処方監査

内服や注射がオーダーされたら、処方に疑義がないかを確認し、疑義があれば医師に確認・処方提案をします。小児では成人と比べ、添付文書に用量の記載のないものもあるので注意が必要です。

相談応需

患者さまだけではなく、医師や看護師など他職種からの質問にもお答えできるよう、日々勉強しております。具体的には、薬の飲ませ方・注射の配合変化・TDM・吸入薬の選択・授乳婦への薬剤選択など多岐にわたります。

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