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他職種が一丸となって頑張れるのは
当院のもう一つの魅力です。
研修医1年目(2019年1月時点)
上野 真帆
大学時代を山口県で過ごした私は、中高時代の思い出のある愛知県に研修医として戻ってこようと決めていました。見学に行ったときに雰囲気が良かった、昼食が美味しかったから、また、トヨタ自動車の病院だしなんだかカッコいいという理由で、当院で研修することを決めました。
これを書いている今、研修医になって半年が経過したところです。半年間研修して、改めて当院の魅力として感じていることは、研修医と、上級医やコメディカルとの垣根が低いということです。
当院では毎週水曜日と金曜日の朝、モーニングセミナーという勉強会があります。ここでは、研修医が終わった直後の3年目の先生や医長の先生など、さまざまな科の先輩ドクター、また看護師や薬剤師などのコメディカルスタッフの皆さんが、私たち研修医に向けて講義をしてくれます。ERでの初期診療、食事形態の選択方法を含む病棟管理などについて熱心に講義してくれ、病気を診るだけでなく、“患者さん自身を診る医療”ができる研修医を育てようという地盤が根付いていると実感しています。
また当直明けの次の日に、ERの先生方が振り返りカンファを開いてくれます。些細なことでも積極的にどんどん聞くことができる雰囲気で、実際に経験した症例に対する疑問を疑問のままにせず解決し、次の当直に生かせる体制も整っています。
私が当院の魅力としてもう一つ挙げたいのはHUREAIです。HUREAIとは人の輪を広げることにより、チームワーク、コミュニケーションをさらに強固なものにする活動です(トヨタ自動車ホームページより)。トヨタ自動車が社内の交流の場として設けているイベントですが、トヨタ自動車の病院である当院も、HUREAIに参加しています。
この文章を書いている今、私はHUREAIの一大イベントである駅伝大会に向けて、ランニングに明け暮れています。院内の他の職種の方々(ランナー)とともに汗を流し、駅伝に向けて一丸となって頑張れるのは当院のもう一つの魅力であると私は思っています。HUREAIの駅伝に参加したことで、院内で知り合いが増え、すれ違う時にいつもよりも笑顔で挨拶を交わす、そんな些細なことが病院の雰囲気をより良くし、ひいては患者さんにまごころを持って接することのできる病院を実現すると思います。
当院に見学に来たことはある人はもちろん、まだ来たことがない人も、是非一度足を運んでみてください。やる気のある人には必ず、学ぶ場所、汗を流し懸命に何かに打ち込む場所を与えてくれます。
最高のバックアップのもとで
無限のchallengeができる
研修医1年目(2019年1月時点)
長屋 龍太郎
「自分の専門科だけでなくGeneralな診療のできる医師になりたい!」。そんな夢を抱き、大阪から初めて当院の見学に訪れたのは5年生の夏休み。その後、さまざまな病院を見学した末に入社を決断しましたが、半年強が過ぎた今、「自分の選択に間違いはなかった」と確信が強まる毎日です。
当院のプログラムではほぼ全科をローテートし、急性期は北米型ERで、慢性期は総合診療内科で重点的にGeneralな診療力を養います。特筆すべきは、日々のER業務をただの“作業”でなく、“学び”に昇華できるシステムです。知識をモーニングセミナー等勉強会でinput、4か月のER、月約5回の多すぎない当直でoutput、振り返りカンファレンスでの上級医の先生からのマンツーマン指導でbrush up、なお残る疑問は指導熱心な上級医の先生方にconsult。当院特有の科や年次にとらわれない風通しの良さからなせる技です。流し作業でなく、自分で考え実践し、指導され、吸収する完璧なバックアップ体制で、日々challengeし成長を実感できます。
ある意味これは、人材育成を得意とするトヨタらしいシステムなのかもしれません。実際、ほかにも“世界”のトヨタらしく、海外への短期留学や、国内外問わない学会発表、海外講師の招待公演、英会話クラスの院内開催など、海外や院外でchallengeする機会も豊富です。
このように日々安心してchallengeできるのも、Smile & Heartを体現する気さくな病院長先生や、第二の母として無類の温かさを誇る臨床研修グループ、職種を問わない良い職場環境、そして何より、壁にぶつかれば一緒にもがき助けてくれる、個性的で、柔和で、向上心の強い17人の同期の存在があってこそです。
ハングリー精神をもって臨めば、最高のバックアップのもとで無限のchallengeができる環境が当院にはあります。医師として駆け出し始める初期研修、当院で飛躍の2年間にしてみませんか?