- ホーム >
- 採用情報 >
- 歯科研修医(初期臨床研修) >
- 先輩研修医メッセージ >
- 2018年掲載分
医科研修で得たものの
重要性が身に染みて分かります
歯科研修医2年目(2018年9月現在)
秋尾 明里
トヨタ記念病院で研修医として働き始め、早1年半が過ぎようとしています。思い返せばトヨタ記念病院での研修はとても濃く、とても刺激的であり初期研修をこの病院にして良かったと、胸を張って言えると思います。そんなトヨタ記念病院での歯科研修の紹介をさせてください。この文章を読んだ後、少しでもトヨタ記念病院歯科研修に興味を持っていただけると嬉しいです。
トヨタ記念病院での研修の最も大きな特徴は1年目の6月から行う医科研修ではないでしょうか。当院は急性期病院であり、重症疾患や救急医療にも積極的に取り組んでいます。
初めは既往歴や投薬内容など分からず、とても歯がゆい思いをしました。しかし、医科研修を通して少しずつ患者さんを全人的に診療できるようになりました。医科研修では主に外科、内科、循環器、消化器、ER、麻酔科、耳鼻科、形成などをまわっていきます。もちろん、初めは右も左も分からない状態です。しかし、どの科の先生方も分かりやすく、丁寧に教えてくださいます。また積極的に研修する姿勢さえあれば、手技の多い科などは指導医の下、一緒に参加させてもらえます。実際、この医科研修で得たことは歯科口腔外科に戻った後、とても役立っています。自分の学んだことが生かされ、患者さんに還元でき、正確なアウトカムにつながると医科研修で得たものの重要性が身に染みて分かります。
さらに2年目の口腔外科では相談しやすい環境・体制が整えられているため、忙しい中でも得るものが多く、日々成長する事ができます。毎朝カンファレンスが行われ、経験豊富な先生方のアセスメントやプランを聞き、どこに注目して診察すべきかを学ぶことができます。また、診療に関しても研修医を積極的に携わらせてもらえるので、日々の学習が日常の診療に直結し、常にアウトプットできます。
そして、私にとって一番大きいのは同期の存在です。同期は私以外の16人はすべて医師ですが、なかなか個性の強い者ばかり。ただ、それぞれ向上心は高く、お互いに高め合おうという気持ちは一致しており、全員とても活き活きしています。医科疾患など分からないことはすぐに相談することもでき、私にとって研修医の仲間はかけがえのない存在です。
少しはトヨタ記念病院の魅力をお伝えする事ができたでしょうか。2年間の初期研修はあっという間です。志高く努力を惜しまない同期、優しく熱心に指導してくださる上級医の先生方に囲まれて、これからの土台となっていく部分を築いていきませんか。「百聞は一見に如かず」です。少しでも気になる方はぜひ見学にいらしてください。皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。