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当院について臓器別センター

臓器別センター制

当院の臓器別センター制は、一つの病棟に内科系・外科系が揃っており、患者さまの疾病やその治療方法、あるいは生活面・精神面においても医師同士だけでなく、看護師ほか他職種のスタッフの連携を図りながらチームで治療に当たっています。

臓器別センター性の3つの大きなメリット

  1. 患者さま中心の医療

    「内科系」「外科系」を往復する時間、わずらわしさが改善されます。

  2. 高度なチーム医療

    「内科系+外科系」それぞれの高度な医療が合体しているので、医師・看護師・コメディカルスタッフなどのレベルアップが望めます。

  3. 合理的・統括的な取り組み

    診察から入院、リハビリ、再発防止まで、一人の患者さまのすべてを把握できます。

呼吸器センター

呼吸器センターでは、主に肺がん、自然気胸、縦隔腫瘍の疾患について、呼吸器内科・呼吸器外科の医師が緻密に連携しあい、診断の段階から高度な医療を総合的に行っています。患者さまにとって負担のかからない手術と、早期治療・早期退院を目指しています。

センターの役割・目標

  1. 呼吸器疾患全般に対する専門的な治療
  2. センター化による迅速な対応と診療の質の向上
  3. 地域での呼吸器疾患の予防と地域医療への貢献

診療疾患

腫瘍性疾患 肺がん、縦隔腫瘍、胸膜中皮腫、その他の腫瘍
感染症 肺炎、肺化膿症、気道感染症、胸膜炎、膿胸、肺結核など
アレルギー性呼吸器疾患 気管支喘息、その他のアレルギー性呼吸器疾患
慢性閉塞性肺疾患 COPD
びまん性肺疾患 間質性肺炎、サルコイドーシス、びまん性汎細気管支炎など
気胸 自然気胸、血気胸
慢性呼吸
不全
上記の様々な疾患による低酸素状態
睡眠時無呼吸症候群 閉塞型睡眠時無呼吸症候群を中心とする睡眠呼吸障害
外傷性胸部疾患 肺挫傷、外傷性気胸、外傷性血気胸

消化器センター

消化器センターは食道から直腸、
肛門までの消化器疾患をトータルに診療しています。
毎週水曜日には、外科・内科が一緒に、看護師も含めた症例検討会を行うなど、チーム医療を推進し、院外の先生方との検討会も行っています。
また、「緩和ケア」チームの検討会も週に1度行っています。

センターの役割・目標

  1. チーム医療の推進: 内科系・外科系医師や専門看護師、薬剤師などが合同で診療に当たる
  2. 継続性ある医療: 診断・治療・フォローアップまで、患者さま中心の医療
  3. 新しい医療の創造: 新しい診療技術の開発
  4. 教育の実践: 研修医、レジデントなどの教育

診療疾患

食道 食道がんなどの悪性疾患、他の良性疾患
(良性腫瘍、アカラシアなど)
胃がんなどの悪性疾患、他の良性疾患
(良性腫瘍、胃潰瘍など)
十二指腸
・小腸
十二指腸がん、小腸がんなどの悪性疾患、
十二指腸潰瘍、クローン病などの炎症性腸疾患
大腸・直腸 大腸がん、直腸がんなどの悪性疾患、
潰瘍性大腸炎、虚血性腸炎などの良性疾患
肝・胆・膵 肝細胞がん、胆管細胞がんなどの原発性肝がん、転移性肝がん、胆道がん、
膵臓がん、胆石症などの肝胆膵の良性疾患
救急疾患 急性虫垂炎、大腸憩室炎、消化管穿孔、
上腸間膜動脈血栓症、イレウスなど

心臓病センター

循環器内科および心臓外科、血管外科が連携することにより、質の高い医療を提供します。
現在、日本人の死亡原因第2位は心疾患であり、高齢化に伴い増加傾向にあります。循環器疾患に対する治療は日進月歩で進歩しており、当院では循環器内科と心臓外科、血管外科が協力することで最善の治療を提供できるよう日々努力しています。看護師、薬剤師、臨床工学技士、放射線技師、栄養士、リハビリテーション技師、医療ソーシャルワーカーなどが力を合わせて、ハートチームとして患者さまの治療に当たります。

センターの役割・目標

紹介外来

循環器専門医が毎日対応しています。受診当日に心エコー、トレッドミル運動負荷試験、ホルター心電図、冠動脈(MDCT)などの精密検査を行い、その日のうちに紹介元の先生に結果を報告することを目標としています。

救急外来(ERトヨタ)

循環器疾患は緊急の処置を必要とするものが多く、24時間体制で対応しています。

診療疾患

心筋梗塞・狭心症などの虚血性心疾患、不整脈、心筋症、心臓弁膜症、心不全、大動脈および末梢動脈疾患など。

脳卒中センター

脳卒中センターは、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血といった病気に対し、MRI・MRAなどの緊急検査を迅速に行い、脳神経内科と脳神経外科が連携して治療に当たります。
また、体の機能に麻痺が出るようなケースでは、入院直後からリハビリを行い、回復期のリハビリ専門病院などとも協力して治療に当たっています。

センターの役割・目標

  1. 24時間応需可能な診療体制
  2. 質の高い急性期医療、リハビリテーション
  3. 回復期リハビリ病院へのスムーズな転院
  4. 地域で患者さま、ご家族が安心して慢性期を迎えられるような教育指導、かかりつけ医との協力体制(病診連携)の確立

診療疾患

脳梗塞(超急性期t-PA療法を含む)、パーキンソン病・症候群、脊髄小脳変性性、脳炎、髄膜炎、ギランバレー症候群、脳出血、くも膜下出血、脳動脈瘤

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