眼科
白内障・緑内障および網膜硝子体疾患のほか
前眼部疾患や全身疾患の眼底病変の診療に力を入れています。
眼科 科部長
平野 耕治
白内障、緑内障などの網膜硝子体疾患のほか、角膜や結膜などの前眼部疾患、高血圧や糖尿病などの全身疾患の眼底病変の診断・治療を行っています。中でも季節性・通年性アレルギー性結膜炎、春季カタル、アトピー性角結膜症などのアレルギー性結膜疾患の診療では、病態に応じて他科と連携して診療に当たっています。カラーコンタクトレンズの使用による巨大乳頭結膜炎の診療や予防のための啓発活動も積極的に行っています。
取り扱っている主な疾患
- 白内障
- 緑内障
- 網膜硝子体疾患
- 前眼部疾患(ドライアイ、季節性・通年性アレルギー性結膜炎、
春季カタル、アトピー性角結膜症、巨大乳頭結膜炎など) - 小児斜視弱視
眼科の特徴(検査・治療・体制など)
前眼部疾患の診療
コンタクトレンズや外傷などによる角膜感染症、ドライアイ、アレルギー性結膜疾患の診断と治療は当科の専門とするところです。また、角膜移植術、翼状片手術、結膜弛緩症手術など前眼部疾患への手術治療を行っています。
白内障手術やレーザー治療に対応
白内障手術に関しては、当院では片眼ずつ、1泊2日の入院が必要となります。まずは午前外来にてご相談ください。黄斑疾患に対しては硝子体内注射、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症などにはレーザー治療、硝子体内注射を行っています。
診療スケジュール・担当医
2023年10月
午前 | 午後 | |
---|---|---|
月曜日 | 稲見 小出 |
平野(耕) |
火曜日 | 平野(耕) 小出 |
ー |
水曜日 | 平野(耕) 稲見 |
ー |
木曜日 | 稲見 小出 |
平野(耕) |
金曜日 | 稲見 小出 |
ー |
変更になる場合がありますので、ご了承ください。
診療・手術実績
← 横にスクロールしてご覧ください。 →
2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | |
---|---|---|---|---|---|
水晶体再建術(白内障手術) | 230 | 281 | 310 | 270 | 224 |
網膜光凝固術 | 94 | 115 | 63 | 54 | 87 |
緑内障手術 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
硝子体切除術 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 |
硝子体茎顕微鏡下離断術 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
主な医療機器
- 眼科用冷凍手術装置
(クライオペンシルユニット) - 眼内光凝固装置(半導体レーザー)
- ハンフリー静的視野計
- ゴールドマン動的視野計
- 白内障 および硝子体手術装置
- 網膜冷凍凝固装置
- YAGレーザー(SLTを含む)
- 蛍光眼底造影(FAG)
- HESS
- 大型弱視鏡
- A・Bモード超音波装置
- マルチカラーレーザー
- スペキュラマイクロスコープ
- OCT
- 角膜形状解析
- IOLマスター
学会施設認定
- 日本眼科学会 専門医制度研修施設
お断り
当科ではより詳細な眼底検査のため散瞳剤点眼による検査を実施しています。散瞳検査後は一過性の視力低下や光に対する眩しさが5〜6時間持続するため、受診予定の患者さまは、ご自身の運転での来院はひかえていただくようお願いいたします。
眼科の診療の特徴として、視力検査、視野検査などの諸検査、より詳細な診察のための散瞳などにより、実際の診察にいたるまでに、かなりの時間を要する場合があります。またこのような検査の必要性は各患者さまによって異なり、そのために待ち時間が長くなったり、診察の順番が変わったりすることがあります。
スタッフ一同、可能な限りの迅速な対応を心がけていますが、場合によってはかなり長時間お待ちいただくことになることもあります。眼科独自の診療内容をご理解いただき、ご了承いただきますようお願いいたします。