海外渡航科

小児予防接種Q&A

海外に行くにあたって予防接種はなぜ必要なのですか?

第1の目的は、海外生活をしていく中で、予防接種で防ぐことができる感染症から子供を守るためです。そのためには国際標準的な予防接種類を、できるだけ早めに進めることと、渡航先特有の感染症リスクに対応するためのワクチン接種が基本です。第2の目的は、渡航先で学校などの集団生活に入るためや、その社会で求められている予防接種の追加です。インターナショナルスクールなど、入学先の学校によっては、入学手続きにおける予防接種の要求が定められている場合もあります。行き先、お子さまの年齢、既往歴、ワクチン接種歴などの違いによって、海外渡航前に受けておきたい予防接種はひとりひとり異なります。そのため、早めの受診・相談で可能な限り、出国前に接種を受けることをお勧めします。

予防接種は他医療機関で行いたいのですが、
予防接種のスケジュールを組んでもらえますか?

予防接種スケジュールは、各国の予防接種制度にお子さまの予防接種歴や渡航条件などを加味し当院医師の判断で組んでおります。よって、他医療機関での接種を希望される場合は、当院にてスケジュールのみを組み、提示することは行っておりませんので、担当医と相談して進めていただくことをお勧めします。

トヨタ記念病院での初診前に他院で接種する予定がありますが、
何か注意点はありますか?

初診当日、予防接種スケジュールについての説明後、1回目の接種を開始していきます。そのため、接種間隔を意識する必要があります。予約時にお申し出ください。注射生ワクチン接種後、別の注射生ワクチンを接種する場合、27日以上の間隔をあけることが必要です。

接種はいつから始まりますか?

医師の診察後、お子さまの体調が良ければ、初診当日から接種を開始します。発熱等で体調が優れない場合は、事前にご相談ください。

予防接種のスケジュールはいつわかりますか?

初診当日、接種開始から終了するまでの予定を医師から説明をさせていただきます。

渡航までに予防接種が間に合いますか?

渡航までにできる内容の予防接種でスケジュールを組んでいきます。接種間隔が十分でない場合や、予防接種適応年齢に達していない場合には、現地での接種や、一時帰国時の接種をお勧めしております。

狂犬病の接種はできますか?

ご希望の方は輸入ワクチンにて接種可能です。診察時、医師に相談いただくか、スタッフまでお問い合わせください。

現地の学校から英文の健康診断を求められましたが、
作成してもらえますか?

当院でお受けできる内容かどうか確認し対応させていただきますのでご相談ください。所定の健康診断用紙がない場合は、お受けできないことがございます。必ず書類をご確認ください。

母子手帳の英訳は可能ですか?

母子手帳の英訳は行っておりません。治療中の疾患について現地でも引き続き治療が必要な場合、医療機関への情報提供が必要な場合は、主治医とご相談ください。

関連サイト

公費券について

豊田市とみよし市の公費券は利用できます。接種スケジュールの中で、公費接種対象の予防接種をする場合、豊田市、みよし市にお住まいの方は、公費券を使って接種が可能です。公費券をお持ちの方は、ご持参ください。また、2014年4月から、愛知県広域予防接種事業が開始されました。豊田市、みよし市以外の愛知県にお住まいの方も、居住の市役所に手続きをすれば当院で公費の接種が可能ですが、事前の手続きが必須です。

予防接種の費用を会社に申請する際、手続き方法について
教えてください。

当日、実施した費用は全額、外来診療窓口にてお支払いいただきます。その際に領収書をお渡しします。その後の手続きは各会社にご確認ください。

何回くらい来院する必要がありますか?

接種される方各々の予防接種歴や、渡航先等により、予防接種の内容が異なります。従って来院回数も異なってきます。初診時に医師が立案したスケジュールを元にご説明させていただきます。

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