お知らせ

あいちACPプロジェクトの研修会を開催しました

  • 2018年11月22日
  • 患者さま・地域の方へ

11月18日、あいちACPプロジェクトの「相談対応力向上研修会」を当院で開催しました。同プロジェクトは、国立長寿医療研究センターが愛知県の委託を受け、県内の医療・介護・福祉関係者を対象に実施しているものです。愛知県下10拠点のうち、トヨタ記念病院は西三河北部医療圏の地域拠点としてプロジェクトに参画しています。

疾病を抱えた方々が人生の最期をどのように迎えるかについては、ご本人の意思がより尊重される形で選択がなされる必要があります。今回の相談対応力向上研修会は、ケアに関わる多職種がご本人の意思決定を支える“相談対応力”を身につけることを目的として開催されました。

研修会には、豊田市・みよし市の医療機関や介護施設などで地域包括ケアに関わる多職種100人超が参加。講義やビデオ視聴を通じてACP(アドバンス・ケア・プランニング)の基礎を学習した後、小グループに分かれて模擬事例を用いたロールプレイ(役割演技)やディスカッションを行いました。参加者からは、「人生の最期の迎え方について、家族や友人同士で自然と話し合えるような風土を作っていく必要があるのではないか」「ケアに関わる多職種が連携して、患者さんやご家族の揺れ動く思いを受け止めたい」といった声が上がりました。

研修会概要

あいちACPプロジェクト 
~共有意思決定支援を学ぶ研修会~

日時
2018年11月18日(日)10~16時
講師
あいちACPプロジェクト講師 加藤真二氏(愛知県医療法人協会)
あいちACPプロジェクト講師 加納美代子氏(愛知県看護協会)
あいちACPプロジェクト講師 柴原弘明氏(愛知県医師会)
あいちACPプロジェクト講師 北山真敬氏(愛知県医師会)
国立長寿医療研究センター 三浦久幸氏、後藤友子氏

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