ドクターカーの運用を開始しました
- 2019年7月5日
- 患者さま・地域の方へ
トヨタ記念病院は7月1日から、ドクターカーの運用を開始しました。
ドクターカーは、当院の医師や看護師を乗せて救急現場へ出動するための緊急車両です。ドクターカーを利用することで、医師や看護師が重度のけがや急病の方により早く対面でき、初期治療を開始できます。
当院と豊田厚生病院がドクターカーの運用を開始するに当たり、1日、豊田市消防本部においてドクターカー研修に関する協定の締結式が行われました。ドクターカーには救急隊員が運転手として乗車し、同乗する医師から指導・助言を受けます。病院が自前のドクターカーを運用することで、救急隊員の研修頻度も増えると期待されています。
岩瀬三紀病院長は、「ドクターカー導入により、医師が一刻も早く重症の患者さまの診療に当たれるようになり、救命率のさらなる向上に寄与できると期待しています。また、当院ではER(救急科)での研修を重視しており、ドクターカーを研修医の知識・技術の向上のみならず、救急隊とのコミュニケーションのカイゼンにも役立てていきたいと思います」と話しています。
なお、当院のドクターカーは消防要請型です。消防指令室または救急隊が必要と判断した場合に出動します。一般の方からの要請は受け付けておりませんので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
このもようは、中日新聞 朝刊(7月3日付 豊田版 20面)および豊田市ホームページで紹介されました。
中日新聞ウェブ
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「重症患者いち早く、自前ドクターカー 豊田の2病院、順次導入」
https://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20190703/CK2019070302000052.html
豊田市ホームページ
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「豊田厚生病院・トヨタ記念病院がドクターカーの運用を開始 救急隊員のドクターカー研修に関する協定を締結しました」
https://www.city.toyota.aichi.jp/topics/1032151.html