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研修医担当ドクターの紹介

杉野 安輝

副院長(兼 統合診療科 科部長)

杉野 安輝

当院の初期臨床研修の特徴は、日常診療で多く遭遇する疾患に対するプライマリ・ケア能力を修得することを基本に、この地域の中核医療施設として各専門領域の急性期医療や高度医療が学べる点です。当院は急性期病院・地域医療支援病院であり、救急疾患や一般的疾患を多く経験することができます。ERの研修を1年目と2年目に2か月間、総合内科の研修を2年目に1か月間設定し、generalistに必要な診断能力の向上とgeneralist mindの育成に力を注いでいます。当院の初期臨床研修医(以下、研修医)は全員統合診療科(Integrated Medicine)に配属されます。統合診療科という当院独自の名称には、多領域にわたる疾患を併せ持つ患者さまの病態を統合し、院内すべての診療科と連携して適切なプライマリ・ケアを提供する診療科という意味が込められています。ER診療では救急科と総合内科、各専門領域については当該診療科の科部長や上級医が指導にあたります。ERの研修の現場では、実際に遭遇した症例を振り返りカンファレンスで救急医がreviewを行い、研修医にわかりやすくその疾患を解説し、迅速にフィードバックしています。当院は各専門科や医療スタッフ間の風通しがとてもよく、コミュニケーションがとりやすいため、相互の連携やコンサルテーション、カンファレンスなどを通じてチーム医療の現場を体験し、実践することができます。

セミナーやレクチャーによる教育の機会も多く、毎週火曜日と金曜日には研修医を対象にモーニングセミナー(通称モーセミ)を実施しています。モーセミの内容は研修医が企画し、各科の上級医や医療スタッフが協力しています。当初は救急疾患の教育が中心でしたが、医療安全、感染症、レントゲン読影、臨床病理検討会(CPC)などもテーマに取り入れ、年々レベルアップしています。年度末のモーセミでは2年目研修医によるファイナルレジデントショーが開催され、研修医自身が自由に決めたテーマで発表を行います。特に優秀な発表をした研修医にはベストプレゼンテーション賞が贈られます。また、毎週月曜日には総合内科医による基礎力アップセミナー『トヨキネ寺子屋道場』が年間40回シリーズで開催されます。この『トヨキネ寺子屋道場』では、症例のプレゼン方法や身体所見の取り方、感染症診療の基本など研修医が身につけておきたいスキルについて、レクチャーと演習を交えながら能動的に学ぶことができます。

当院は長年スーパーローテート研修を行ってきた伝統がありますので、将来選択する専門科にかかわらず質の高い初期研修が提供できます。最高の臨床研修が提供できるように、研修医も参加する臨床研修運営委員会で研修医の意見を取り入れた研修システムのKAIZENを行っています。学会発表についても各科指導医のサポートで積極的に経験できますし、初期研修修了後には米国セントエリザベス病院への1か月の家庭医学留学や米国総合内科学会(Society of General Internal Medicine; SGIM)での発表など、2年間の初期研修の成果を発揮するいろいろなチャレンジが可能です(現在はCOVID-19の影響で休止中)。

Generalに勉強できる初期研修の2年間はその後の医師人生にとってとても大切な時間です。「specialistである前にgeneralistであれ」。多くの研修医が将来specialistを目指しますが、専門領域に偏ることのないgeneral mindをもつ医師としての基本姿勢を当院の初期臨床研修で築いて欲しいと思います。研修医の皆さんが楽しく有意義な研修生活を送れるよう、病院をあげて全力でサポートします。『Smile & Heart』のトヨキネで私たちと一緒に学び、成長していきませんか?

意欲と向上心のある学生の皆さんの応募を心待ちにしています。まずは一度見学に来てください。

主な経歴

1991年
トヨタ記念病院 初期研修医
1993年
トヨタ記念病院 呼吸器科
1997年
岐阜社会保険病院 内科
1998年
名古屋大学医学部 第一内科
2002年
東海産業医療団中央病院 内科
2003年
トヨタ記念病院 呼吸器科(現・呼吸器内科)

主な資格

  • 日本内科学会 総合内科専門医、指導医、認定内科医
  • 日本呼吸器学会呼吸器専門医、指導医、代議員
  • 日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医、指導医
  • 日本感染症学会感染症専門医、指導医
  • 日本結核病学会結核・抗酸菌症指導医
  • 日本臨床腫瘍学会暫定指導医
  • ICD(インフェクションコントロールドクター)
  • 日本アレルギー学会アレルギー専門医・暫定指導医
  • 身体障害者福祉法による指定医(障害者認定申請)
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 日本医師会認定産業医
  • PEACE緩和ケア研修会ファシリテーター
  • 日本クリニカルパス学会評議員
  • 臨床研修プログラム責任者養成講習会修了者
  • 臨床研修に係る指導医講習会修了
  • 医学博士

桑原 浩彰

リハビリテーション科 科部長

桑原 浩彰

研修医の皆さんと接していると、「初心忘るべからず」という世阿弥のことわざを思い起こします。何事も貪欲に学ぼうとする姿勢、患者さまへの謙虚な気持ちなど、普段私が臨床の場で忘れがちなことを逆に研修医から教えられる気がします。そして、そんな環境を岩瀬院長、小口副院長の協力の元、日々KAIZENをしながら作っていきたいと考えています。

また、当院は企業病院であること、これを生かし、トヨタ自動車の入社式に参加、他の新入社員と一緒に社員研修を一部受けて頂く。更に、同期入社のコメディカルと自動車工場など、会社内の他施設見学なども企画しています。これらの企画を通して「病院の常識は、社会の非常識」などと言われない、社会常識を備え、コミュニケーション能力が養える、研修医教育を目指しています。

「百聞は一見にしかず」是非見学に来てください。

主な経歴

1990年
三重大学医学部卒業
1990年
豊橋市民病院研修医
2007年
トヨタ記念病院リハビリテーション科科部長
2011年
同 研修プログラム責任者

専門領域

  • 整形外科、関節鏡膝関節外科
  • 名古屋グランパスチームドクター

主な資格

  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会認定スポーツ医

渥美 宗久

総合内科 科部長

渥美 宗久

研修医の病棟での仕事は上級医の指示に従い雑用をこなすことでしょうか? いいえ違います。担当医の一人として患者に対して責任を持って医療を行うことです。研修医が観察者として病棟業務を行うことで得られるものは少なく、担当医として悩み、考えることが臨床能力を養うために必要とされます。

当院では研修医が入院患者管理の主役となり、ホスピタリスト(病棟総合医)として働く体制を整え、指導医がそれらをサポートしていきます。

充実した研修生活を送るには患者をたくさん「見る」よりも、しっかり「診る」ことが重要です。一緒に患者を診て、一緒に勉強しましょう。

主な経歴

2001年
名古屋大学医学部卒業
2001年
中部労災病院研修医
2003年
同 腎臓内科
2008年
トヨタ記念病院腎・膠原病内科
2015年
トヨタ記念病院総合内科
2016年
副プログラム責任者

専門領域

  • 内科

主な資格

  • 日本内科学会認定医
  • 日本腎臓学会専門医
  • 日本透析医学会専門医
  • 日本リウマチ学会専門医

田中 孝正

総合内科 医長

田中 孝正

卒後2年間の研修生活をどのように過ごすか、きっとワクワクしながらも不安でいっぱいだと思います。どうすれば一番良いのか、答えはありませんが、皆さんには無限の可能性があります。一方で日々増え続ける膨大な医学的知見は、もはや全てを覚えることは不可能です。でも、最初に基礎的な力をしっかりつけておけば、あとは応用が利くようになり、結果として高い臨床能力をつけることは十分可能です。将来の専門性にとらわれず、広い視野で地道に力をつけていきましょう。

我々は皆さんが2年間で最大限の力を発揮できるよう全力でサポートしていきます。ERや総合内科で幅広い分野の急性期から慢性期の病態を学ぶことができますし、私個人としては身体所見や臨床推論のトレーニングを通して、内科診断学分野の教育で特に貢献していきたいと思います。

Teaching is learning.
みんなで教え合い、お互いが成長できる病院を作っていきましょう!

主な経歴

2005年
愛媛大学医学部卒業
2005年
名古屋市立大学病院研修医
2007年
愛知厚生連海南病院 総合内科
2011年
市立堺病院(現 堺市立総合医療センター) 総合内科
2015年
田附興風会医学研究所北野病院 総合内科
2017年
堺市立総合医療センター 血液内科
2018年
トヨタ記念病院 総合内科

専門領域

  • 総合内科、感染症、膠原病(リウマチ)

主な資格

  • 日本内科学会 認定内科医、総合内科専門医
  • 日本病院総合診療医学会 認定医
  • 日本血液学会 血液専門医
  • インフェクションコントロールドクター

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