平成27年度 トヨタ記念病院 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞のICD10別患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 | 0〜 | 10〜 | 20〜 | 30〜 | 40〜 | 50〜 | 60〜 | 70〜 | 80〜 | 90〜 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 1410 | 401 | 493 | 800 | 1065 | 1322 | 2346 | 2691 | 1797 | 564 |
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード
■循環器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050050xx99100x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 副傷病なし | 319 | 3.2 | 3.1 | 0.0 | 66.6 | |
050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし | 188 | 4.5 | 4.9 | 0.0 | 65.4 | |
050070xx01x0xx | 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし | 124 | 6.1 | 5.7 | 0.0 | 63.2 |
狭心症の症例が最も多くなっています。また不整脈に対する心筋焼灼術も多くなっており今後高齢化により心臓疾患は増加傾向にあります。当院として更なる体制整備を整えてまいります。
■呼吸器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040080x099x0xx | 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし | 195 | 13.2 | 14.3 | 3.6 | 72.1 | |
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 手術・処置等2なし | 82 | 26.3 | 20.6 | 9.8 | 76.0 | |
030250xx990xxx | 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1なし | 66 | 2.0 | 3.2 | 0.0 | 57.1 |
肺炎の症例が多く、高齢では誤嚥より間質性肺炎となる場合も多くなっています。入院が長引く場合は他の医療機関と連携し医療提供の継続をさせていただきます。65歳以上の方は積極的に肺炎球菌ワクチン予防接種をしていただき肺炎の重症化を軽減されるようお願いいたします。
■消化器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし | 77 | 9.4 | 10.9 | 3.9 | 69.2 | |
060140xx97x00x | 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし | 61 | 10.2 | 11.0 | 1.6 | 66.8 | |
060190xx99x0xx | 虚血性腸炎 手術なし 手術・処置等2なし | 43 | 7.1 | 9.3 | 2.3 | 60.7 |
胆石による胆汁うっ滞や細菌の感染による症例が多く、食生活にも起因しています。
また胃十二指腸潰瘍で出血を伴う場合が多く、内視鏡下で止血術を施行しています。
また胃十二指腸潰瘍で出血を伴う場合が多く、内視鏡下で止血術を施行しています。
■神経内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060x099030x | 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり 副傷病なし | 206 | 15.3 | 18.1 | 31.6 | 71.5 | |
010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 73 | 6.0 | 7.0 | 4.1 | 53.3 | |
010060x099000x | 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 58 | 12.3 | 15.8 | 15.5 | 71.3 |
刺激しなくとも覚醒している脳梗塞で脳保護剤エダラボンを使用の症例が多くなっています。
意識はあるが、いまひとつはっきりしない、見当識障害がある、自分の名前、生年月日が言えない、手足のしびれ、ろれつが回らないなどの症状が出現の場合は早急な受診をしてください。
当院は対処の標準化がなされており、入院早々からのリハビリも施行し在院日数が全国平均より短い状況となっています。
意識はあるが、いまひとつはっきりしない、見当識障害がある、自分の名前、生年月日が言えない、手足のしびれ、ろれつが回らないなどの症状が出現の場合は早急な受診をしてください。
当院は対処の標準化がなされており、入院早々からのリハビリも施行し在院日数が全国平均より短い状況となっています。
■血液内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
130030xx99x40x | 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし | 34 | 16.5 | 17.7 | 0.0 | 72.4 | |
130030xx97x40x | 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等24あり 副傷病なし | 15 | 54.3 | 36.9 | 0.0 | 73.4 | |
130030xx99x50x | 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等25あり 副傷病なし | 13 | 13.4 | 15.5 | 0.0 | 69.7 |
日本では、非ホジキンリンパ腫が悪性リンパ腫の9割を占めます。当院も非ホジキンリンパ腫の症例が多くリツキシマブ製剤を使用した化学療法を主に行っています。
■内分泌内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100070xxxxxxxx | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) | 157 | 9.5 | 15.3 | 0.6 | 57.4 | |
100040xxxxx00x | 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2なし 副傷病なし | 12 | 9.4 | 14.2 | 0.0 | 44.1 | |
100060xxxxxxxx | 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) | - | - | 14.3 | - | - |
2型糖尿病の症例が多く、医師・看護師・管理栄養士が連携し治療、指導・教育を進めています。また医師と認定看護師により糖尿病より腎不全とならない様予防指導に力を入れています。
■腎臓内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110280xx99000x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 57 | 10.0 | 13.6 | 1.8 | 70.5 | |
110280xx02x00x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 副傷病なし | 22 | 10.1 | 9.7 | 0.0 | 62.8 | |
110280xx99010x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 副傷病なし | 21 | 16.9 | 15.4 | 0.0 | 64.0 |
慢性腎不全患者の症例が多く、その中でも透析を行わない入院患者が50%以上となっています。透析患者が少ない理由は、比較的安定している慢性腎不全患者は専門病院、専門クリニックへ紹介させていただき、重篤な場合に当院で対応する様に地域医療機関と連携が進んでいます。
■内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040080x099x0xx | 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし | 126 | 14.6 | 14.3 | 14.3 | 82.2 | |
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 97 | 18.8 | 21.7 | 26.8 | 82.1 | |
110310xx99xxxx | 腎臓または尿路の感染症 手術なし | 60 | 13.4 | 12.6 | 5.0 | 75.9 |
肺炎以外に併発疾患が無く重症な状況ではない場合に、総合内科として肺炎を当院では診させていただいており、その関係で肺炎症例が多くなっています。また腎炎症例が多いのは総合内科に腎臓内科専門医師が在籍している関係で多くなっています。
■小児科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040080x1xxx0xx | 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳未満) 手術・処置等2なし | 242 | 5.5 | 5.7 | 0.0 | 3.0 | |
080270xxxx0xxx | 食物アレルギー 手術・処置等1なし | 112 | 1.2 | 2.6 | 0.0 | 2.9 | |
040100xxxxx00x | 喘息 手術・処置等2なし 副傷病なし | 98 | 5.2 | 6.3 | 0.0 | 4.6 |
肺炎など感染症の症例が多く、全国の平均在院日数とほぼ同じ5日程度の入院となっています。またアレルギーの症例も多く対応しています。
当院は新生児特定集中治療室を設置しており、新生児、小児への体制整備に努力をしており、地域医療機関と今後とも密に連携し対応してまいります。
当院は新生児特定集中治療室を設置しており、新生児、小児への体制整備に努力をしており、地域医療機関と今後とも密に連携し対応してまいります。
■外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060150xx99xx0x | 虫垂炎 手術なし 副傷病なし | 105 | 6.1 | 6.7 | 0.0 | 34.2 | |
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 72 | 8.8 | 9.2 | 1.4 | 67.6 | |
060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 | 57 | 5.9 | 7.0 | 0.0 | 54.7 |
外科一般を対応しており、虫垂炎、ヘルニアの症例が多く、ヘルニアに関しては土曜日にヘルニア外来を設置しています。
■消化器外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060035xx0100xx | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 29 | 13.9 | 17.4 | 0.0 | 67.6 | |
060020xx99x30x | 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり 副傷病なし | 25 | 3.4 | 6.7 | 0.0 | 67.0 | |
060020xx01x0xx | 胃の悪性腫瘍 胃全摘術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし | 19 | 18.0 | 20.6 | 0.0 | 68.5 |
日本では消化器のがんでは大腸、胃の順に多いとされていますが、当院では手術を目的とした結腸がん、術後の胃がんで抗がん剤治療の症例が多く、次いで手術を目的とした胃がん症例が多くなっています。がん治療では集学的医療(手術、抗がん剤、放射線療法、免疫療法、ホルモン療法などを組み合わせた医療)で患者さまに最適な医療提供に取組んでいます。
■乳腺内分泌外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
090010xx03x0xx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2なし | 38 | 5.8 | 6.8 | 0.0 | 57.2 | |
090010xx02x0xx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等 手術・処置等2なし | 36 | 7.8 | 10.4 | 0.0 | 59.3 | |
100020xx01x0xx | 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除等 手術・処置等2なし | 21 | 6.0 | 9.6 | 0.0 | 45.7 |
乳がん健診の重要性が問われている状況ですが、手術を目的とした乳がんの症例が多く、なんと言っても早期発見で術後の乳房形態が変わります。30歳代から罹患が増え始め、40歳代に急激に増えます。当院健診センターにおきましても乳がん健診を行っていますので積極的に検診を受けるように心がけてください。
■呼吸器外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx97x0xx | 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし | 61 | 10.8 | 13.0 | 0.0 | 65.3 | |
040200xx01x00x | 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 副傷病なし | 27 | 8.9 | 9.7 | 0.0 | 26.2 | |
040040xx9900xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 12 | 13.1 | 15.0 | 0.0 | 74.3 |
死亡率が最も高いがんは肺がんですが、手術を目的とした肺がん症例が多くなっております。
サイバーナイフを用いた放射線治療も施行しており、集学的医療で患者さまに最適な医療提供に取組んでいます。
サイバーナイフを用いた放射線治療も施行しており、集学的医療で患者さまに最適な医療提供に取組んでいます。
■整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 160 | 20.6 | 28.7 | 69.4 | 80.7 | |
160620xx01xxxx | 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等 | 89 | 18.7 | 12.0 | 0.0 | 27.3 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし | 70 | 3.1 | 5.7 | 0.0 | 48.4 |
大腿骨骨折の症例が多く、平均年齢が80歳となっており今後高齢化が進む中で増加が予測されています。寝たきり状態となる可能性もあり、当院では手術後早い段階で回復期リハビリを重点に行う医療機関への転院を促しています。今後も地域の医療機関と連携をとり患者さまの生活の質の向上に努力いたします。
■皮膚科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
080011xx99xxxx | 急性膿皮症 手術なし | 29 | 9.0 | 12.0 | 0.0 | 59.3 | |
080140xxxxx2xx | 炎症性角化症 手術・処置等22あり | - | - | 3.1 | - | - | |
080190xxxxxxxx | 脱毛症 | - | - | 3.7 | - | - |
急性膿皮症など膿を伴う皮下感染の症例が多く、主に抗生剤投与で対応を行っています。
■泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
11012xxx040x0x | 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 手術・処置等1なし 副傷病なし | 84 | 2.4 | 2.9 | 0.0 | 52.8 | |
110310xx99xxxx | 腎臓または尿路の感染症 手術なし | 68 | 8.8 | 12.6 | 4.4 | 73.8 | |
110070xx02020x | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 副傷病なし | 47 | 6.8 | 8.0 | 0.0 | 69.1 |
腎臓、尿路結石の症例が多く、超音波を用いた体外衝撃波で破砕をしています。
次には腎臓・尿路感染症の症例が多く、主に抗生剤投与で対応しております。
またがん疾患では膀胱がんに対し経尿道的手術対応が多い症例となっています。
次には腎臓・尿路感染症の症例が多く、主に抗生剤投与で対応しております。
またがん疾患では膀胱がんに対し経尿道的手術対応が多い症例となっています。
■産婦人科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
120170xx99x0xx | 早産、切迫早産 手術なし 手術・処置等2なし | 87 | 23.4 | 20.9 | 4.6 | 33.1 | |
12002xxx99x40x | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし | 50 | 4.3 | 5.3 | 0.0 | 61.4 | |
120070xx02xxxx | 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 | 49 | 5.0 | 6.5 | 0.0 | 41.1 |
当院は地域周産期センターを担っており、リスクの高い妊婦さんを対応している関係で、早産、切迫早産の症例が多く、婦人科では術後に抗がん剤治療を行う子宮がんの症例が多い状況です。
周産期からがんまで広範囲に対応できるよう整備をしています。
周産期からがんまで広範囲に対応できるよう整備をしています。
■耳鼻咽喉科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
030240xx99xxxx | 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし | 107 | 5.3 | 5.5 | 0.0 | 37.6 | |
030230xxxxxxxx | 扁桃、アデノイドの慢性疾患 | 79 | 9.7 | 8.2 | 0.0 | 21.2 | |
030400xx99xxxx | 前庭機能障害 手術なし | 63 | 6.5 | 5.3 | 0.0 | 59.7 |
扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎など扁桃の疾患が多く、また耳領域での前庭機能障害(メニエル、めまい等)を多く診ています。他に慢性副鼻腔炎も多く診ています。
■脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010040x099x00x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 47 | 15.0 | 19.3 | 46.8 | 64.3 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし | 31 | 9.4 | 7.5 | 22.6 | 59.8 | |
010050xx02x00x | 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等2なし 副傷病なし | 27 | 10.4 | 11.9 | 7.4 | 74.3 |
非外傷性慢性硬膜下血腫や頭部外傷の対応を多く行っています。急性期状況を脱した患者さまは、地域の医療機関と連携し、継続治療を行っているため転院率が高くなっています。
また脳腫瘍においては開頭手術とサイバーナイフ両輪で対応しています。
また脳腫瘍においては開頭手術とサイバーナイフ両輪で対応しています。
■形成外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
080007xx010xxx | 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし | 18 | 4.2 | 4.4 | 0.0 | 44.4 | |
020230xx97x0xx | 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし | - | - | 3.5 | - | - | |
03001xxx0110xx | 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | - | - | 14.0 | - | - |
皮膚腫瘍、眼瞼下垂の症例を多く対応しています。また頭頸部がんの治療も対応しています。
■心臓血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050080xx01010x | 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 副傷病なし | 14 | 24.2 | 25.7 | 0.0 | 59.9 | |
050050xx0101xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり | 12 | 19.4 | 23.6 | 0.0 | 69.7 | |
050161xx97x10x | 解離性大動脈瘤 その他の手術あり 手術・処置等21あり 副傷病なし | - | - | 29.8 | - | - |
外科手術により改善が見込まれる弁膜症、虚血性心疾患や胸部大動脈瘤の症例を多く対応しています。循環器内科と連携を取り最適の治療選択を行っています。
初発の5大がんのUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃がん | 64 | 22 | 21 | 60 | - | 65 | 1 | 7 |
大腸がん | 31 | 33 | 39 | 59 | - | 66 | 1 | 7 |
乳がん | 38 | 37 | - | - | - | 15 | 1 | 7 |
肺がん | 58 | 17 | 58 | 63 | - | 87 | 1 | 7 |
肝がん | 10 | - | - | - | - | 29 | 1 | 7 |
«定義»
胃がん・大腸がん・乳がん・肺がん・肝がんの初発(病期分類別)と再発に分けて集計しています。
初発の病期分類はUICC TNM分類第7版に基づいたものです。
2015年4月〜2016年3月に退院された延患者数です。
«用語の意味»
初発・・最初に発生するがんの腫瘍。
再発・・初発治療後に目に見えなく、わずかに残っていたところから再び発生するがんの腫瘍。
UICC病期分類・・UICC(国際対がん連合)日本委員会によって定められた、部位別のがんの腫瘍について進行程度、広がりを示す指標。
延患者数・・この集計では、複数回入院された場合すべて計上した数。
«病期分類の見方»
ステージⅠ・・がんの腫瘍が少し広がっているが筋肉の層まででとどまっている。転移していない。
ステージⅡ・・ステージⅠの筋肉の層を超えて少し浸潤(広がること)している。または、リンパ節に少し転移している。
ステージⅢ・・がんの腫瘍がステージⅡより更に浸潤しており、リンパ節転移もみられる。
ステージⅣ・・がんの腫瘍が、離れた他の臓器やリンパ節へ転移している。
«集計より»
当院は、愛知県がん拠点病院として他施設と連携が充実しており、健康診断・がん検診後の再検査で受診される患者数が多い傾向にあります。 治療が困難とされた方の苦痛を和らげる緩和ケア体制を整えており、ステージⅣや再発の患者数も多く見受けられます。
«当院の特徴»
治療ではサイバーナイフやダビンチ手術を取り入れています。
進行度により、手術、放射線治療、化学療法、ホルモン療法など組み合わせた集学的治療の対応をしています。
胃がん・大腸がん・乳がん・肺がん・肝がんの初発(病期分類別)と再発に分けて集計しています。
初発の病期分類はUICC TNM分類第7版に基づいたものです。
2015年4月〜2016年3月に退院された延患者数です。
«用語の意味»
初発・・最初に発生するがんの腫瘍。
再発・・初発治療後に目に見えなく、わずかに残っていたところから再び発生するがんの腫瘍。
UICC病期分類・・UICC(国際対がん連合)日本委員会によって定められた、部位別のがんの腫瘍について進行程度、広がりを示す指標。
延患者数・・この集計では、複数回入院された場合すべて計上した数。
«病期分類の見方»
ステージⅠ・・がんの腫瘍が少し広がっているが筋肉の層まででとどまっている。転移していない。
ステージⅡ・・ステージⅠの筋肉の層を超えて少し浸潤(広がること)している。または、リンパ節に少し転移している。
ステージⅢ・・がんの腫瘍がステージⅡより更に浸潤しており、リンパ節転移もみられる。
ステージⅣ・・がんの腫瘍が、離れた他の臓器やリンパ節へ転移している。
«集計より»
当院は、愛知県がん拠点病院として他施設と連携が充実しており、健康診断・がん検診後の再検査で受診される患者数が多い傾向にあります。 治療が困難とされた方の苦痛を和らげる緩和ケア体制を整えており、ステージⅣや再発の患者数も多く見受けられます。
«当院の特徴»
治療ではサイバーナイフやダビンチ手術を取り入れています。
進行度により、手術、放射線治療、化学療法、ホルモン療法など組み合わせた集学的治療の対応をしています。
成人市中肺炎の重症度別患者数などファイルをダウンロード
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
重症度 0 | 72 | 8.8 | 56.6 |
重症度 1 | 115 | 13.8 | 73.9 |
重症度 2 | 104 | 17.3 | 82.8 |
重症度 3 | 63 | 19.5 | 85.8 |
重症度 4 | 16 | 25.9 | 85.1 |
重症度 5 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
市中肺炎とは、普段の社会生活を送っている中で罹患した肺炎のことを言います。
高齢者では症状がはっきりしない場合もあります。原因菌の多くは肺炎球菌(はいえんきゅうきん)ですが、原因の鑑別により治療方法が変わるため、早期に原因検索と適切な抗菌剤などの投与が必要となります。
当院では軽症から中等度の症例が多く、58%を占めています。年齢が高くなるほど重症度が高くなる傾向を示し、在院日数も延長しています。ご高齢の方は重症化予防の為に肺炎球菌ワクチン予防接種を考慮ください。
なお、誤嚥性肺炎、ウィルス性肺炎、真菌性肺炎はデータより除きます。
高齢者では症状がはっきりしない場合もあります。原因菌の多くは肺炎球菌(はいえんきゅうきん)ですが、原因の鑑別により治療方法が変わるため、早期に原因検索と適切な抗菌剤などの投与が必要となります。
当院では軽症から中等度の症例が多く、58%を占めています。年齢が高くなるほど重症度が高くなる傾向を示し、在院日数も延長しています。ご高齢の方は重症化予防の為に肺炎球菌ワクチン予防接種を考慮ください。
なお、誤嚥性肺炎、ウィルス性肺炎、真菌性肺炎はデータより除きます。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 | 傷病名 | 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|---|---|
G45$ | 一過性脳虚血発作及び関連症候群 | - | 38 | 5.3 | 67.9 | 0.0 |
G46$ | 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 | - | - | - | - | - |
I63$ | 脳梗塞 | 3日以内 | 341 | 19.8 | 72.8 | 29.3 |
その他 | 35 | 16.5 | 70.4 | 1.9 | ||
I65$ | 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの | - | 15 | 18.3 | 72.2 | 0.1 |
I66$ | 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの | - | - | - | - | - |
I675 | もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> | - | - | - | - | - |
I679 | 脳血管疾患,詳細不明 | - | - | - | - | - |
脳梗塞とは、脳の血管が細くなったり、詰まったりして、脳に酸素や栄養が送れなくなり、脳組織が壊死または壊死に近い状況になってしまう病気です。発症の場所や治療の遅れにより死亡したり、重い後遺症が残りますが、発症後早期に治療(血栓溶解や血管拡張など)・早期にリハビリで社会復帰の可能性が高くなります。
3日以内の脳梗塞症例がほとんどで、転院率が高くなっています、急性期の対応を当院で重点に行い、次にリハビリを重視した治療に移行の為に連携する医療機関へ転院をさせていただいています。脳卒中地域連携パス(医療連携工程表)を使用し地域の回復期病院や診療所と強固な連携体制を組み治療に当たっています。
3日以内の脳梗塞症例がほとんどで、転院率が高くなっています、急性期の対応を当院で重点に行い、次にリハビリを重視した治療に移行の為に連携する医療機関へ転院をさせていただいています。脳卒中地域連携パス(医療連携工程表)を使用し地域の回復期病院や診療所と強固な連携体制を組み治療に当たっています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード
■循環器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 163 | 2.0 | 3.3 | 0.0 | 65.8 | |
K5951 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) | 105 | 1.4 | 4.2 | 0.0 | 63.9 | |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) | 52 | 0.1 | 10.3 | 0.0 | 67.7 |
狭心症や心筋梗塞に対して狭窄血管にステントを留置する経皮的冠動脈ステント留置術を数多く行っています。また不整脈治療に有効である経皮的カテーテル心筋焼灼術(アブレーション)も数多く行っており、今では開胸せず血管内に管を通して心臓まで運び治療する手技が増えて、患者さまの負担軽減となっています。当院では熟練した医師のもと体制整備をし、緊急時の対応を適切に行っています。
■消化器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6871 | 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) | 99 | 1.3 | 9.8 | 0.0 | 71.3 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 90 | 1.6 | 11.4 | 0.0 | 67.7 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 65 | 3.0 | 15.0 | 0.1 | 71.6 |
胆石や胆道狭窄で胆汁の滞りに対して内視鏡的乳頭切開術や胆道ステント留置を多数行っています。また消化管の出血に対し緊急で内視鏡下で止血を行っています。
■腎臓内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K610-3 | 内シャント設置術 | 38 | 8.0 | 13.9 | 0.0 | 65.1 | |
K616-4 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 | - | - | - | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - |
透析導入となった患者さまに対し、透析機器と管で連結し血液浄化を行うために、前腕にシャントを設置する手術の対応を行っています。
■小児科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K9131 | 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) | 40 | 0.0 | 27.3 | 0.0 | 0.0 | |
K9132 | 新生児仮死蘇生術(仮死第2度) | 14 | 0.0 | 45.8 | 0.1 | 0.0 | |
K7151 | 腸重積症整復術(非観血的) | - | - | - | - | - |
当院は新生児特定集中治療室を設置しており、地域の産婦人科医療機関より仮死状態の新生児が搬送され蘇生術を数多く行い集中治療を施し救命しています。
■外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 98 | 2.6 | 4.7 | 0.0 | 59.8 | |
K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | 85 | 1.1 | 1.8 | 0.0 | 42.5 | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | 48 | 0.7 | 4.6 | 0.0 | 39.0 |
外科一般では胆石に対し腹腔鏡下での摘出術やヘルニア手術を数多く行っています。
■消化器外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 43 | 4.1 | 10.5 | 0.0 | 67.9 | |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 28 | 2.0 | 4.0 | 0.0 | 60.7 | |
K6113 | 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) | 23 | 2.4 | 7.2 | 0.0 | 66.8 |
消化器外科での悪性腫瘍手術では結腸に対する腹腔鏡下結腸悪性切除術が多く、当院では日本内視鏡外科学会技術認定医師が中心となって携わり、日々技術向上に努めています。
■乳腺内分泌外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K4762 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) | 41 | 1.8 | 3.1 | 0.0 | 58.2 | |
K4763 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) | 30 | 1.6 | 5.2 | 0.0 | 58.5 | |
K4631 | 甲状腺悪性腫瘍手術(切除) | 16 | 1.0 | 3.6 | 0.0 | 44.9 |
近年、乳がん健診の重要性が問われている状況で、早期発見による手術を目的とした乳がんの症例が多く、リンパ節の郭清を伴わない乳房部分切除、乳房切除を数多く対応しています。
早期発見が重要ですので積極的に検診を受けるように心がけてください。
早期発見が重要ですので積極的に検診を受けるように心がけてください。
■呼吸器外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K514-23 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) | 42 | 2.5 | 11.2 | 0.0 | 65.2 | |
K5131 | 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) | 31 | 6.8 | 3.2 | 0.0 | 29.9 | |
K514-22 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) | 13 | 2.4 | 8.5 | 0.0 | 66.7 |
死亡率が最も高いがんは肺がんですが、現状では開胸ではなく侵襲性の少ない胸腔鏡下での肺悪性腫瘍手術が主流となり、患者さまの負担軽減をしています。また若い男性に多い気胸に有効な胸腔鏡下肺切除術も多数行っています。
■整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) | 129 | 2.6 | 19.7 | 0.7 | 80.2 | |
K079-21 | 関節鏡下靱帯断裂形成手術(十字靱帯) | 54 | 1.1 | 20.6 | 0.0 | 25.2 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 41 | 3.8 | 16.2 | 0.7 | 78.5 |
大腿骨骨折手術の症例が多く、平均年齢が80歳となっており今後高齢化が進む中で増加が予測されています。寝たきり状態となる可能性もあり、当院では手術後早い段階で回復期リハビリを重点に行う医療機関への転院を促しています。
また、スポーツ障害による十字靱帯断裂に対し関節鏡下靱帯断裂形成術を多く扱っており多くの紹介患者さまを受けています。
また、スポーツ障害による十字靱帯断裂に対し関節鏡下靱帯断裂形成術を多く扱っており多くの紹介患者さまを受けています。
■泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K768 | 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 | 85 | 0.4 | 1.2 | 0.0 | 52.7 | |
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) | 49 | 1.7 | 3.8 | 0.0 | 68.6 | |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 42 | 1.8 | 12.2 | 0.0 | 68.9 |
腎臓、尿路結石の症例が多く、超音波を用いた体外衝撃波での破砕を数多く対応しています。
またがん疾患では膀胱がんに対し経尿道的手術対応が多い状況です。
2016年9月よりダビンチ(ロボットによる内視鏡手術用支援機器)による腹腔鏡下での前立腺がん手術導入を開始しており、手術に伴う合併症の減少、傷跡縮小、の今後保険適用のもと患者さまの受入が増えていくと思われます。
またがん疾患では膀胱がんに対し経尿道的手術対応が多い状況です。
2016年9月よりダビンチ(ロボットによる内視鏡手術用支援機器)による腹腔鏡下での前立腺がん手術導入を開始しており、手術に伴う合併症の減少、傷跡縮小、の今後保険適用のもと患者さまの受入が増えていくと思われます。
■産婦人科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8882 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) | 54 | 1.0 | 3.5 | 0.0 | 39.2 | |
K872-3 | 子宮内膜ポリープ切除術 | 44 | 1.0 | 1.0 | 0.0 | 40.3 | |
K8982 | 帝王切開術(選択帝王切開) | 42 | 1.7 | 5.9 | 0.0 | 34.2 |
卵巣腫瘍(チョコレート嚢胞、卵巣嚢種)に対する腹腔鏡下の摘出手術や、子宮内膜ポリープに対する切除術を多く行っています。また当院は地域周産期センターを担っており、リスクの高い妊婦さんを対応している関係で、帝王切開による分娩も多くなっています。
■眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) | 315 | 1.0 | 1.0 | 0.0 | 71.8 | |
K279 | 硝子体切除術 | - | - | - | - | - | |
K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) | - | - | - | - | - |
白内障手術が圧倒的に多く、超音波により水晶体を細かく破砕(乳化)して吸引する超音波乳化吸引術を行い人工レンズを挿入しています。今後高齢化が進む中、症例は増加していくと思われます。
■耳鼻咽喉科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K3772 | 口蓋扁桃手術(摘出) | 85 | 1.8 | 7.6 | 0.0 | 20.8 | |
K340-5 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) | 39 | 1.5 | 6.4 | 0.0 | 57.2 | |
K340-4 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術2型(副鼻腔単洞手術) | 10 | 1.8 | 6.4 | 0.0 | 68.4 |
何度も繰り返される口蓋扁桃炎に対して、口蓋扁桃摘出術を多く行っています。また慢性副鼻腔炎に対する内視鏡手術もナビゲーション等の安全性を踏まえた機器・器具を使用し、多数行っています。
■脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭) | 33 | 1.5 | 10.7 | 0.1 | 75.7 | |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) | 16 | 0.6 | 20.4 | 0.4 | 61.1 | |
K1692 | 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) | 14 | 11.3 | 44.5 | 0.2 | 60.9 |
外傷などで硬膜下に血腫を起し、吸収されることなく、脳に圧迫を帰する場合に頭部に穴を開け血腫を洗浄・除去する手術や、脳動脈瘤にクリップをかける手術及び脳腫瘍の摘出手術を数多く対応しています。
また脳腫瘍においては開頭手術とサイバーナイフ両輪で対応しています。
また脳腫瘍においては開頭手術とサイバーナイフ両輪で対応しています。
■形成外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0053 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4センチ以上) | 15 | 0.9 | 2.6 | 0.0 | 42.5 | |
K0072 | 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) | 13 | 1.2 | 8.2 | 0.1 | 75.3 | |
K0063 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6センチ以上) | 12 | 0.8 | 2.3 | 0.0 | 33.3 |
皮膚腫瘍に対する摘出術を多く行っています。また頭頸部皮下のがんの切除も対応しています。
■心臓血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5522 | 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) | 18 | 7.9 | 22.6 | 0.0 | 67.7 | |
K5943 | 不整脈手術(メイズ手術) | - | - | - | - | - | |
K552-22 | 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上) | - | - | - | - | - |
冠動脈の閉塞や狭窄により心筋への血流が阻害され、虚血性心疾患を起す症例に対し、冠動脈、大動脈のバイパス(自己下肢血管や人工血管を用い)移植術を多く手がけています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | 20 | 0.16 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 25 | 0.19 |
異なる | 20 | 0.16 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 46 | 0.36 |
異なる | - | - |
◆播種性血管内凝固症候群
本来出血箇所のみで生じるべき血液凝固反応が、全身の血管内で無秩序に起こる症候群です。早期診断と早期治療が求められる重篤な状態で、治療が遅れれば死に至ることも少なくありません。
原因は様々あり、敗血症など重い感染症、妊娠・出産、ショック、外傷、重症のやけど、手術や基礎疾患(がん、膠原病、大動脈瘤、血管炎、膵炎、劇症肝炎など)が影響。
(厚労省公開2014年度平均発生率0.17%)
◆敗血症
体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症候群です。背景として悪性腫瘍、血液疾患、糖尿病、肝・腎疾患、膠原病といった基礎疾患がある場合、あるいは未熟児、高齢者、手術後といった状態である場合が多いとされています。
(厚労省公開2014年度平均発生率0.56%)
◆真菌症
真菌が種々の臓器に定着することに起因する感染症。体の抵抗力が弱った時に起こる病気です。持病を持っている方や高齢の方に発症しやすい疾患です。
(厚労省公開2014年度平均発生率0.04%)
◆手術・処置等の合併症
手術や処置後に起こる症状を言います。患者さまの状態によって起きる割合や状況は様々で、臨床上『ゼロ』にすることは困難ですが、細心の注意を払い安全・安心を提供しています。
(厚労省公開2014年度平均発生率0.70%)
«手術・処置などの合併症 内訳»
本来出血箇所のみで生じるべき血液凝固反応が、全身の血管内で無秩序に起こる症候群です。早期診断と早期治療が求められる重篤な状態で、治療が遅れれば死に至ることも少なくありません。
原因は様々あり、敗血症など重い感染症、妊娠・出産、ショック、外傷、重症のやけど、手術や基礎疾患(がん、膠原病、大動脈瘤、血管炎、膵炎、劇症肝炎など)が影響。
(厚労省公開2014年度平均発生率0.17%)
◆敗血症
体のある部分で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が入り込み、重篤な全身症状を引き起こす症候群です。背景として悪性腫瘍、血液疾患、糖尿病、肝・腎疾患、膠原病といった基礎疾患がある場合、あるいは未熟児、高齢者、手術後といった状態である場合が多いとされています。
(厚労省公開2014年度平均発生率0.56%)
◆真菌症
真菌が種々の臓器に定着することに起因する感染症。体の抵抗力が弱った時に起こる病気です。持病を持っている方や高齢の方に発症しやすい疾患です。
(厚労省公開2014年度平均発生率0.04%)
◆手術・処置等の合併症
手術や処置後に起こる症状を言います。患者さまの状態によって起きる割合や状況は様々で、臨床上『ゼロ』にすることは困難ですが、細心の注意を払い安全・安心を提供しています。
(厚労省公開2014年度平均発生率0.70%)
«手術・処置などの合併症 内訳»
傷病名 | 発生率 |
---|---|
処置に合併する出血及び血腫、他に分類されないもの | 0.09 |
処置中の又はその結果によるショック、他に分類されないもの | 0.01 |
処置中の不慮の穿刺及び裂傷、他に分類されないもの | 0.02 |
手術創の離開、他に分類されないもの | 0.01 |
処置に続発する感染症、他に分類されないもの | 0.09 |
処置のその他の合併症、他に分類されないもの | 0.04 |
その他の心臓及び血管の人工器具及び挿入物の機械的合併症 | 0.02 |
その他の心臓及び血管の人工器具、挿入物及び移植片による感染症及び炎症性反応 | 0.01 |
心臓及び血管のプロステーシス、挿入物及び移植片のその他の合併症 | 0.01 |
体内関節プロステーシスの機械的合併症 | 0.02 |
脳室頭蓋内(交通性)シャントの機械的合併症 | 0.01 |
その他の体内プロステーシス,挿入物及び移植片による感染症及び炎症性反応 | 0.01 |
麻酔のその他の合併症 | 0.01 |
適正に投与された正しい薬物及び薬剤の有害作用によるアナフィラキシーショック | 0.04 |
更新履歴
- 2016年9月26日
- 2015年度病院指標 新規掲載
また、当院は地域周産期母子医療センターを担い、妊婦、新生児に手厚い医療を提供する関係で10歳未満の患者さまが次に多い世代となっています。