9A 心臓血管センター
9A病棟は、循環器内科、心臓外科、血管外科を対象とする混合病棟です。急性期の術後管理や心臓カテーテル治療、慢性期の在宅復帰調整など、様々な段階の患者さまを受け入れています。継続的な状態観察に基づき、異常の早期発見に努め、安全性を重視した看護ケアを実践しています。外来や多職種と連携し、患者さま個別の状態に合わせた生活指導を行います。再入院予防と住み慣れた環境での療養継続を目指し支援します。
9B 腎・泌尿器センター
9B病棟は、腎臓内科と泌尿器科を対象とする内科・外科の混合病棟です。腎臓内科では透析や慢性腎臓病の教育入院を、泌尿器科では手術、化学療法、放射線療法などを目的とした患者さまの治療に対応しています。当病棟の看護師は、腎臓内科外来および血液浄化センターも担当しており、外来から入院、退院後まで一貫した継続的な看護を提供しています。医師、薬剤師、社会福祉士など多職種と連携し、患者さまの意思を尊重したケアを実践するよう努めます。
9C 緩和ケアセンター
9C病棟は「がん患者さんのつらさをやわらげ、その人らしく生きるを支える」を理念に掲げ、終末期のがん患者さまとご家族が、おだやかな時間を過ごせるようにお手伝いしています。
患者さま一人ひとりがその人らしく生き抜けるよう他職種で考えて、日々の治療やケアを行っています。患者さまとご家族がこれまで大切にされてきたことを私たちも大切にして、体のつらさだけでなく、気持ちのつらさがやわらぐように心がけて行動しています。
8A 地域周産期母子医療センター
新生児集中治療室
NICU(新生児集中治療室)・GCU(新生児回復治療室)では、早産や低出生体重、病気をもつ赤ちゃんが安心して過ごせるよう、医師と連携し24時間体制でサポートしています。看護師は赤ちゃんの小さな変化を見逃さず、適切な医療の提供に努めています。ご家族へは不安を和らげるケアや母乳育児の支援、退院後の生活に向けた準備も大切にしています。多職種で連携し、赤ちゃんとご家族が笑顔で過ごせるよう心をこめた看護提供を心掛けています。
8B 地域周産期母子医療センター
産婦人科(分娩室/新生児室)
8B病棟は、産婦人科病棟と外来、ジョイファミリーを有する部署です。
妊産婦それぞれの思いや希望に合わせたきめ細やかなケアを提供できるように、助産師が外来・病棟を一元的に支援し、妊娠期から産後に至るまで切れ目ない継続看護を提供しています。また、母乳育児支援や育児相談を通じて不安の軽減に努め、安全と信頼につながる出産・子育ての環境づくりに努めています。
8C 内科2
(内分泌内科・血液内科)
8C病棟は、内分泌内科・血液内科の内科混合病棟です。糖尿病の教育入院、血液内科の化学療法の患者さまが入院されています。糖尿病教育では他職種と協働した集団指導や患者カンファレンス、患者さま一人一人に合わせた個別指導、化学療法では医師・薬剤師と連携しながら安全管理を徹底した環境作りを実践しています。日々、患者さまの行動や言葉を聞き逃さない「観察力」と「聴く力」を磨き、「人に優しい看護」をモットーにスタッフ一人一人が真摯な姿勢でケアを実践しています。
8D 呼吸器センター
8D病棟は呼吸内科、呼吸器外科の患者さまを対象とした呼吸器専門病棟です。喘息や間質性肺炎など急性期の治療や肺がんの化学療法、手術を目的とした患者さまが入院されています。肺の疾患は長い期間、病気と向き合っていくことが必要となる疾患です。患者さま一人ひとりの思いに寄り添い、退院後の生活を見据えた支援を多職種と連携しながら行います。心に届くやさしい看護を合言葉に、その人らしい生活の実現を目指します。
7A 消化器センター
7A病棟は、内科中心の消化器センターです。「専門性の高い看護」と「患者さま一人ひとりに寄り添う姿勢」の両立を目標に掲げています。内視鏡、化学療法、緩和ケアにも対応し、治療から終末期ケアと幅広い対応力を強みに、苦痛の緩和や安心感を大切にしています。また、入退院を繰り返す患者さまも多い中で、継続的な関わりとアドヒアランスの向上に努め、「その人らしさ」に寄り添う看護を実践しています。
7B 消化器センター
7B病棟は、外科中心の消化器センターです。「患者さまにとって安心できる療養環境を整えられるような看護師に成長する」を目標に患者さまと一緒に成長できるよう日々励んでいます。当病棟は消化器系治療を要する患者さまが多く、手術を行った後は動くことで回復力を高めるため、患者さまとともに取り組んでいます。また退院後に変化する環境下において、患者さまが困ることが無いよう多職種連携にて個別指導を実践し、安心して退院できるよう指導を実践しています。
7C 外科1
(混合外科)
7C病棟は、耳鼻いんこう科・形成外科・皮膚科・歯科口腔外科・眼科が主科の混合外科病棟です。手術や治療目的で入院されている患者さまが多く、短い方では1泊2日から、数週間入院している方もいます。急性期疾患から慢性期疾患まで幅広い看護ケアを行っています。また、主科のみならず様々な診療科の患者様が入院することもあります。患者さまの笑顔のためにスタッフ全員が常にポジティブな気持ちで看護を実践しています。
7D 外科2
(乳腺外科・婦人科)
7D病棟は、乳腺外科、婦人科を主とした外科系混合病棟です。手術前後の不安や疼痛の管理、抗がん剤投与による吐き気や倦怠感などの副作用に対し、患者さまの苦痛が少なく、安心して入院生活が送れるような環境を整えられるよう努めています。
「患者目線に寄り添う看護 ~手と目で護り、まごころ込めて~」を病棟スローガンに掲げ、患者さま一人ひとりに寄り添いながら医師・看護師・薬剤師・リハビリ技師など多職種が協力し、ケアを決定しています。
6A 小児科
新生児から思春期までの幅広い疾患のお子さまが入院される小児病棟では、お子さま一人ひとりの成長発達に合わせたケアを提供し、安全な療養環境の確保に努めます。入院という環境変化や治療に伴う不安な気持ちに寄り添い、病棟保育士とともに、お子さまとご家族の精神的サポートと療養環境の調整を行います。
また、長期療養が必要なお子さまには、併設の院内学級(小・中学校)で学びを継続できる環境を整え、学校教員を交えたカンファレンスを行うなど、円滑な退院後の生活移行を支援します。
6B 脳卒中センター
6B病棟は脳卒中センターとして、日常生活動作(ADL)に支援が必要な患者さまを対象としています。患者さま個別の状態に合わせた指導を実践し、医師、リハビリ技士、薬剤師、社会福祉士と連携して早期の在宅・社会復帰を支援します。私たちは、患者さまに寄り添い、QOLの向上を支援できることに、大きなやりがいを感じています。チーム全体で声を掛け合いながら、適切な看護を提供し、患者さまに安心感をもっていただける脳卒中センターを目指して日々努力します。
6C 整形外科
6C病棟は整形外科を主とする病棟です。関節変性疾患や急性外傷を対象に、手術後の疼痛緩和に努めます。術後早期からリハビリテーション科と協働し、日常生活動作(ADL)の援助および退院後の生活を見据えた看護を提供します。
また、当院はスポーツ障害にも力を入れており、スポーツ外傷の手術後の看護をトヨタアスリートサポートセンター(TASC)と協働して提供します。競技復帰に向けた個別的なリハビリテーション計画に基づき、身体機能の回復を目指して支援します。
6D 内科1
(脳神経内科・総合内科)
6D病棟は脳神経内科と総合内科の混合病棟です。脳梗塞やパーキンソン病、ALSなどの神経難病の方や、多岐にわたる内科疾患の患者さまが入院しています。日常生活動作の介助が必要な患者さまが多いこと、医師・薬剤師・リハビリ技士(PT・OT・ST)・医療ソーシャルワーカーなど多職種が病棟で働いることも特徴です。看護師は特殊な脳神経疾患の看護や認知症の理解に力を入れており、適切な医療の提供とともに患者さまとご家族の想いに寄り添った看護を提供しています。
4E 救命救急病棟(EICU)
救命救急病棟では、重篤な状態にある患者さまに24時間体制で適切なケアを提供しています。医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、リハビリ技士など多職種が緊密に連携し、生命の危機に直面した方々を支えるため、日々奮闘しています。
急な入院で不安を抱える患者さまやご家族の心に寄り添い、少しでも安心していただけるよう丁寧な説明や温かい対応を心掛けています。
4G 特定集中治療室(GICU)
GICUは診療科に関係なく、全身管理を必要とする重症の患者さまや、心臓血管外科や脳外科・消化器外科・呼吸器外科など様々なハイリスク術後の患者さまを対象に治療を提供する集中治療室です。医師や看護師、薬剤師やCE、リハビリスタッフなど多職種が連携し、患者さま一人ひとりの病態応じた最適な医療を24時間体制で提供しています。私たちGICUの看護師は専門性の高い看護を実践し、患者さまの回復とQOLの向上を目指しケアをしています。
中央手術室
中央手術室は、11室の手術室で年間約5,500件の手術を実施しています。ロボット支援手術(ダヴィンチ)やハイブリッド手術に対応可能な設備で、適切な手術を提供します。医師、看護師、コメディカルを含む手術チーム全員が緊密に連携し、適切なコミュニケーションに基づいた手術と看護の提供に努めます。
一般外来
当院では1日に約1,300人の患者さまが受診されています。地域包括ケアが重要視される中、当院外来看護師は、診療介助だけでなく患者さまが住み慣れた場所で安心して生活できるよう病棟、入他院支援室、地域連携室と連携を図り継続した看護を実践しております。コミュニケーションを大切にしながら患者さまに寄り添った支援ができるように努めています。
救急外来(ERトヨタ)
ERトヨタは「断らない救急」をポリシーとして、西三河北部医療圏での三次救急を担い、年間約26,000人の患者さま、約9,000台の救急車を受け入れています。救急の現場では、質の高いチーム医療・看護を提供するために、予測性・準備性・即応性での対応を行っています。また、救命治療が優先される現場だからこそ看護師は、身体的側面だけでなく、患者さま・ご家族の思いや社会的背景に目を向け、「生命」と「人生」の両側面からの患者対応を大切にしています。
内視鏡センター
検査目的で入院されている患者さまや緊急検査が必要な患者さまに対し、安心・安全に検査を受けていただけるよう、検査に対する不安の軽減と、検査中の状態把握に重点を置き看護を行っています。また、多職種で協働している部門であるため、多職種によるチーム医療の推進を行い、生き生きと働ける環境作りを実践しています。