病棟での看護(成人病棟)
8C病棟は、内分泌内科・血液内科の内科混合病棟です。糖尿病の教育入院、血液内科の化学療法の患者さまが入院されています。糖尿病教育では他職種と協働した集団指導や患者カンファレンス、患さま一人一人に合わせた個別指導、化学療法では医師・薬剤師と連携しながら安全に治療が受けられる環境作りを実践しています。日々、患者さまの行動や言葉を聞き逃さない「観察力」と「聴く力」を磨き、「人に優しい看護」をモットーにスタッフ一人一人が笑顔を絶やさずケアを実践しています。
8C病棟
病棟での看護(小児病棟)
小児病棟では、新生児から思春期までの、小児内科・外科・耳鼻科・整形外科・形成外科・脳外科・泌尿器科などの幅広い疾患の子どもたちが入院生活を送っています。看護師は子どもたちの年齢や成長発達に合わせた、安心・安全な看護を提供しています。
急性期疾患や手術、処置など前には不安定な症状や不安な気持ちに寄り添い、また、長期療養の必要なお子さまには、小・中学校の院内学級も併設しており、学習面のサポートもしております。退院前には、学校教員を交えたカンファレンスを行い、安心して元の生活に戻れるよう支援をしております。そして、病棟保育士も、子どもたちの入院生活のストレス緩和や、お子さまの入院という不安に直面したご家族にも寄り添います。
- *各部屋の扉は、乗物の窓から外の風景を見ているのような景色になっております。
入退院支援
入退院支援とは、外来受診時(入院前)または入院早期より患者さまの不安や疑問を聞き取り、院内の各種専門職や地域と連携し、退院後も住み慣れた自宅や施設等療養の場で安心して生活を送ることができるよう、生活の準備を整える支援のことです。どの病棟に入院された方でも望む療養の場で、退院後も安心して療養できるように病棟と専門グループが連携してサポートしています。
外来看護相談
新病院になり外来の全ての科で看護相談の受け入れができるようになりました。看護相談とは通常の医師の診察とは異なり、看護師による患者さまの生活に寄り添った相談・面談です。個室空間を確保したことで患者さまのプライバシーに配慮した環境で相談・面談を行えるようになりました。
具体的には以下になります。
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患者さまとご家族の意思決定を支援
患者さまの状態を考慮して双方が納得のいく方向性を一緒に探します
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がんを告知された時
辛い感情に寄り添い、状態の理解に関する支援や治療方法について説明します
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治療方法に悩んでいる時
医師と話し合う中で迷いや不安がある場合にお話を伺います
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介護・在宅支援が必要な時
各種サービスの希望の確認や提案、地域との連携を他職種と共に調整します